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BUSINESS私たちの事業
創業の想いを実現するために、
70年培ってきた救命の技術と
知識を生かしながら
日本、世界が抱える医療課題を解決する
アクションを起こしています。
企業理念
先端技術で挑戦する
ことにより
世界に
貢献すると共に
社員の
豊かな生活を創造する
一人でも多くの命に貢献することを目指して
日本光電を立ち上げました。
今も医療現場に根ざして、研究開発に取り組んでいます。

事業内容
課題を解決し、
命をつないでいく。
救急・検査・診断・治療・リハビリなど
病院の入口から出口、さらに在宅まで。
日本をはじめ世界120カ国以上で私たちの技術は活躍し、
すべての領域において、本質的な課題解決を行っています。


PRODUCT FIELD 1
可視化する、
生体計測機器

PRODUCT FIELD 2
より安全にする、
生体情報モニタ

PRODUCT FIELD 3
貢献する、
治療機器
医療機器が活躍する現場
医療現場に、
品質の安心を届ける。


社長メッセージ
より良い未来を創造する。
医療を取り巻く環境が劇的に変化する今、日本光電は半世紀以上にわたり培ってきた知識や経験をもとに、人と医療のより良い未来を創造していきます。
私たちは創業以来、人と機械との「接点」を重視する「ヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)」という考え方を大切にしてきました。このコア技術のもと脳波計、生体情報モニタ、AEDなど多様な製品を開発・生産・販売し、今では世界120カ国以上に展開しています。多くの製品で国内トップシェアを獲得し、特に脳波計は世界的にも高いシェアを誇ります。
2020年に発生した新型コロナウイルスの世界的なパンデミックでは、医療機器メーカの社会的な使命として、医療の最前線で奮闘する医療従事者の皆さん、また病と闘う患者さんとそのご家族を支えるために、世界中の社員が各国の医療提供体制の支援に最善を尽くしました。日本政府と連携して生体情報モニタや人工呼吸器を緊急増産し、医療機器の供給を維持・継続するだけでなく、コロナ禍の中で急速にニーズが高まったオンライン診療や遠隔モニタリングにおいても、在宅医療向けクラウド型ソリューションである「LAVITA」を活用して、コロナ患者さんの宿泊療養施設におけるモニタリングを支援しました。私たちは、コロナ禍を通して自らの社会的な使命を強く再認識しただけでなく、医療が社会・経済活動を支える基盤としてなくてはならないものであることを痛切に実感することになりました。
さらに、コロナ禍は世界各国が抱えるグローバルな医療課題を浮き彫りにすることになりました。先進国における少子高齢化に伴う疾病構造の変化や医療費の増大、新興国における基礎医療の不足や医療格差の拡大、また世界的な医療資源の偏在など、これらの医療課題の解決にはテクノロジーの活用が不可欠です。
私たちは、医療機器メーカとしてこれまでに培ってきたHMI技術や医療現場に根差した知見に加え、データを中心とした新たなデジタルテクノロジーを活用し、これまで以上に人に寄り添った独自のソリューションを創造していきます。例えば、新たな価値創造の領域として「情報から価値を生む」ためのデータ統合プラットフォームの構築とアルゴリズムの開発を進めています。 バイタルサインデータとIoTデータを用いて、ビッグデータを活用するためのプラットフォームを構築します。そして、AIやデータ分析から予知予測など臨床価値の高いアルゴリズムを生み出します。これらのアルゴリズムを医療機器やシステムに搭載することにより、臨床現場における患者アウトカムの向上だけではなく、急性期医療から在宅医療に至るまで地域医療全体を包括するケアサイクルソリューションの提供を目指していきます。
振り返ると、12人の創業者たちが会社を設立し、発展の基礎を築き上げた第一の創業期、そしてグローバル企業への成長に向けて事業ポートフォリオを拡充し、世界各地に販売網を展開した第二の創業期を経て、私たちはいま第三の創業期を迎えています。日本光電がこれから目指すべきは、製品やサービスを提供するだけではなく、病院や医療従事者のパートナーとして医療が直面する社会的な課題をともに解決していく存在です。
テクノロジーやビジネスモデルは時代とともに変化したとしても、私たちの掲げる理念は変わりません。先端技術で一人でも多くの患者さんを救い、世界中の人と医療の未来を導く光となっていきたい。日本光電には、その想いを共にする素晴らしい仲間たちが世界中から集まっています。
大切なのは、夢と情熱と創造です。医療に貢献したいという夢、それを自ら成し遂げようとする情熱、そして世の中にないものを生み出していこうという創造への意欲。「グローバルな医療課題の解決で、人と医療のより良い未来を創造する」という壮大なビジョンの実現に挑戦しましょう。
救急救命室 01
- 生体情報モニタ(ベッドサイドモニタ)
- 患者さんの心電図・呼吸・体温・血圧などの生体情報を測定・モニタリングし、容態が悪化したときにアラームを鳴らして医療従事者に知らせる製品。病棟・処置室のみならず、手術室、ICU、救急車の中など、医療現場の中でも最も高い精度が求められる場面においても信頼を勝ち得ている。日本光電の最も主力な製品である。

救急救命室 02
- 除細動器
- 血液を流すポンプ機能を失い、痙攣している状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器。手術室や病棟、救命救急室、救急車など、様々な場所で使用される。

検査室 01
- 筋電図・誘発電位検査装置
- 筋肉と神経の障害部位を特定するために使われる。医療現場になくてはならない検査機器。針電極を用いて筋の活動電位を測定したり、神経を電気刺激したことにより得られる反応から神経伝導の障害を検査したりする。

検査室 02
- 脳波計
- てんかん、睡眠障害、脳死判定などの診断で使用する検査機器。頭に約20個の電極を貼り付け、脳活動による微弱な電気信号を測定する。近年では、検査室だけでなく、救急やICUの現場でも脳波のモニタリングの需要が高まっており、意識障害の原因となる、目にみえないてんかんの早期発見にも役立っている。

検査室 03
- 血球計数器
- 血液中の赤血球・白血球・血小板といった血球数や赤血球中のヘモグロビン量を測定する機器。採血後、迅速に検査結果を確認できるため、的確な診断や、白血病などの重篤な疾患の早期発見に役立っている。

検査室 04
- 心電計
- 心臓の活動に伴う微弱な電気信号の変化を心電図として捉え、心筋梗塞や、心室細動といった不整脈の診断に不可欠な医療機器。痛みを伴うことなく、簡単に検査できることから様々な医療現場で使用されている。

手術室 集中治療室01
- 生体情報モニタ(ベッドサイドモニタ)
- 手術室や集中治療室で使用される、高機能の生体情報モニタ。詳細な生体情報の測定などにより、患者さんの安全を向上することができる。生体情報はもちろん、最新の臨床研究データや患者さん・ご家族の既往歴に基づき、事前に容態の変化を予知・予測することも将来的にでき得る最新型の製品。

手術室 集中治療室02
- 手術支援システム
- 生体情報モニタなどから収集される手術室の患者さんの生体情報や麻酔薬、輸液情報などを集中管理できるシステム製品。また、手術の予約申し込みの受付、手術予定の作成、作成された麻酔記録などから統計処理や検索を行うこともできる。

ナースステーション
- 生体情報モニタ(セントラルモニタ)
- 入院している複数の患者さんの生体情報を1台で集中して管理するモニタ。ナースステーションなどに設置され、各病室に設置された生体情報モニタで測定した患者さんの生体情報を受信することで、常にモニタリングし、必要があればアラームを鳴らして医療従事者に知らせる。

病棟 01
- 生体情報モニタ(送信機)
- 入院中に比較的活動できる患者さんに使用される、小型の生体情報モニタ。ナースステーションなどにあるセントラルモニタに無線で送信できる。製品のバリエーションが豊富であるため、患者さんの状態に合わせて、心電図やSpO2(動脈血酸素飽和度)のみなど、製品を使い分けることができる。

病棟 02
- 人工呼吸器
- 患者さんの容態に応じて、必要な酸素を取り入れたり二酸化炭素を排出したりすることをサポートする治療機器。当社のこれまで培ってきた技術と経験をベースに、数年にわたって自社開発を進めてきた成果が実り、2019年に当社初となる自社製人工呼吸器を発売した。
