世界各地で災害が発生した際に、医療機器や医療用消耗品の支援物資、支援金の拠出等による被災地の復興支援を行なっています。

 

(過去の支援事例)

ウクライナ情勢を受けた支援

ウクライナにおける人道的危機で被害を受けた方々およびその周辺地域に避難された方々等を支援するため、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と国連児童基金(UNICEF)に対して合計3,000万円(約220千ユーロ)を2022年3月に寄附しました。この支援に対し、UNICEFから感謝状を受領するとともに、日本政府から紺綬褒章を受章しました。

児童基金(UNICEF) 感謝状
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児童基金(UNICEF) 感謝状
紺綬褒章に係る褒状
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紺綬褒章に係る褒状

6月には駐日ウクライナ大使館からの依頼を受け、日本光電ヨーロッパ(有)を通じて、生体情報モニタや人工呼吸器をウクライナの医療機関に寄贈しました。

寄贈した医療機器

生体情報モニタ

20台

人工呼吸器

10台

日本光電グループは、今後も医療機器メーカとして、グループ一丸となって、必要な支援・協力を行うとともに、医療従事者の皆様、患者さんの支援に最善を尽くしていきます。

2023年1月までにウクライナの9つの医療機関に14台の生体情報モニタ、7つの医療機関に8台の人工呼吸器を設置。
残りの生体情報モニタおよび人工呼吸器も各医療機関に順次設置される予定。

中国での新型コロナウイルス対策を支援

2020年3月に、中国における新型コロナウイルス対策を支援するため、武漢および上海の医療機関へ医療機器を寄贈しました。

(武漢)

中国初級衛生保健基金会

生体情報モニタ 30台、除細動器 20台

武漢市普仁医院

人工呼吸器 2台

(上海)

上海市閔行区衛生健康委員会

生体情報モニタ 21台

復旦大学付属華山医院

生体情報モニタ 12台

  • 金額は合計で136百万円相当。

寄贈先の復旦大学附属華山医院からは、「新型コロナウイルス感染症指定病院として受診者数が急増する中、日本光電からモニタを寄贈していただいたお陰で、より多くの命を守ることができました。当院だけではなく、日本から中国各地にマスクや防護服などが寄贈されたことも知っています。日本に対して、心から感謝の意を表します」という声も届いています。
日本光電は、医療機器メーカとして、今後も新型コロナウイルス対策に尽力されている医療従事者の支援に最善を尽くします。

寄贈時には感謝の言葉をいただきました

インドネシア アヌタプラ病院に脳波計一式を寄贈

2018年9月に発生したインドネシア・スラウェシ島での大地震と津波の影響により、震源地に近いパル市では、病院など多くの建物が倒壊し、大規模な被害を受けました。
その後、2018年10月に日本で開催された「日本てんかん学会学術集会」において、スラウェシ島でてんかん診療の拠点病院として患者さんの治療にあたっていたアヌタプラ病院の現地ドクターから、同地域でのてんかん診療ができなくなっている状況が報告されました。日本光電は、スラウェシ島での一日も早いてんかん診療の再開を支援するため、アヌタプラ病院に当社のビデオカメラ付きペーパレス脳波計一式を寄贈しました。

脳波計一式を寄贈
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脳波計一式を寄贈