事業と企業活動を通じた世界への貢献を目指して

代表取締役
社長執行役員Chief Executive Officer
荻野 博一
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代表取締役
社長執行役員Chief Executive Officer
荻野 博一

日本光電は1951年の創立以来、経営理念「病魔の克服と健康増進に先端技術で挑戦することにより世界に貢献すると共に社員の豊かな生活を創造する」の実現を目指し、革新的で高品質な医療機器を数多く世界に送り出してきました。創立時のメンバーはわずか12名でしたが、現在では従業員が5,700名を超え、世界中でヘルスケアの課題への挑戦を続けています。日本光電がこれまで開発した製品は、世界120カ国以上に輸出され、世界各国の医療現場で使用され、多くの患者さんを救ってきました。
日本光電は、一人でも多くの患者さんを救うために、技術革新とより高品質な製品を生み出すことに挑戦し続けています。医療機器メーカとして、臨床的な価値や、患者さんにとっての価値を提供することが日本光電の使命です。「医療現場に根差した技術開発力」「国内外の幅広い顧客基盤」「高品質の製品・サービスとそれを支える開発・生産・販売・サービス体制」「長年にわたって培われたブランド力」など、日本光電には社会に対する価値創造を可能にする強みがあります。

持続可能な社会の実現と企業価値の向上に向けて

2022年度は、新設したサステナビリティ推進チームを中心に、様々な活動を展開しました。全社員を対象としたサステナビリティ・ディスカッションは、私自身がファシリテータを担い、計28回開催、3,000名以上の社員が参加しました。世界中の社員が、サステナビリティについて高い意識を持ち、企業活動を通して地域社会に貢献したいという強い想いを語ってくれたことに大変感銘を受けました。今回のパネルディスカッションを通して、「教育」「医療」「環境」の3つの視点から全社に共通する課題意識が見えてきました。
例えば環境の視点では、お客様の環境対策につながるソリューションを提供するために、設計段階から環境やサステナビリティを考慮した製品開発、また、製品の回収やリサイクルまでを含めたエコシステムを構築するべきという意見が寄せられました。特に、毎年世界中に何十万台と設置されているAED は、その多くが一度も使われることなく耐用年数が経過すると廃棄されています。多くの社員がこの状況に強い課題意識を持ち、製品を供給するだけではなく、回収して再利用やリサイクルにつなげるエコシステムを構築することができれば、当社のAED の顧客価値をさらに高めることができると考えています。
これらの課題意識を具体的なアクションプランに展開し、次期中期経営計画におけるサステナビリティ推進目標に反映する予定です。