ISO 14001は、厳しさを増す環境問題に対処するために、全世界の企業・組織体が環境改善を主眼にした活動ができるように作成された国際規格で、環境改善のためのマネジメントシステム(EMS:Environmental Management System)を構築するための諸要素を規定したものです。
ISO 14001の認証を取得するということは、その企業や組織体が社会の一員として環境問題に配慮し、責任ある行動を取っているということを、国際的に認められた機関が厳しい審査の結果、証明していることになります。
日本光電では、環境マネジメントの一環としてISO 14001の認証を取得し、環境理念の実現に向けた努力を続けています。

2001年10月

富岡工場でISO 14001:1996認証取得

2005年10月

富岡工場でISO 14001:2004移行審査を受審

2007年01月

本社・工場部門の統合・一括認証登録

2017年

ISO 14001:2015に移行

総合技術開発センタ、富岡第二工場の拡大審査を受審

2019年

朝霞事業所が新規認証を取得、落合・所沢サイトに追加

2022年01月

東日本物流センタが新規認証を取得、落合・所沢サイトに追加

現在、本社・開発部門の落合・所沢サイト、ME用品の販売、医用電子機器の修理・保守を行う鶴ヶ島サイト、ME用品の開発・医用電子機器の安全性・信頼性試験を行う川本サイト、製造、保守部品の供給を行う富岡サイトで環境活動を行っています。
2019年には朝霞事業所、2022年1月には東日本物流センタが新規認証を取得し、落合・所沢サイトに加わりました。また、藤岡サイトは事業所閉鎖に伴い、2021年5月にISO 14001認証範囲から除いています。
 
また、2015年7月に署名した国連グローバル・コンパクトの原則に基づき、環境問題の予防的アプローチ、環境に対する責任のイニシアチブ、環境にやさしい技術の開発と普及を環境目標に取り込み、活動を推進しています。

環境マネジメントシステム認証範囲

【1.登録活動範囲】
 医用電子機器の開発、製造、販売、保守及びME用品の開発、製造、販売

 

【2.関連事業所】

  1. 日本光電工業株式会社
    東京都新宿区西落合1-31-4 (西落合事業所)
    埼玉県所沢市くすのき台1-1-6 (総合技術開発センタ)
    埼玉県所沢市くすのき台1-11-2 (所沢事業所)
    埼玉県朝霞市泉水1-8-11 (朝霞事業所)
    [医用電子機器の開発、販売及びコーポレートスタッフ業務]
    埼玉県坂戸市西インター2-1-1 (東日本物流センタ)
    [医用電子機器並びにME用品の物流業務及びME用品の受入検査]
    埼玉県鶴ヶ島市富士見6-2-20 (鶴ヶ島事業所)
    [医用電子機器の試作、製造及びME用品の販売]
    埼玉県深谷市白草台2909-63 (川本事業所)
    [医用電子機器の安全性、信頼性維持のサポート業務]
     
  2. 日本光電富岡株式会社
    群馬県富岡市七日市486 (富岡工場)
    群馬県富岡市富岡2027-1 (富岡第二工場)
    群馬県富岡市田篠1-1 (富岡生産センタ)
    埼玉県深谷市白草台2909-63 (川本生産センタ)
    [医用電子機器並びにME用品の製造]
     
  3. 株式会社日本バイオテスト研究所
    埼玉県朝霞市泉水1-8-11
    [免疫化学製品並びに動物血液由来製品の開発・製造・販売]
     
  4. 株式会社イー・スタッフ
    東京都新宿区西落合1-31-4 (西落合事業所)
    [業務受託、労働者派遣、IT機器販売]
     
  5. 株式会社イー・スタッフ保険サービス
    東京都新宿区西落合1-31-4 (西落合事業所)
    [保険代理業]

EMS推進体制

環境に関する社内啓発プログラム

教育

新入社員に導入教育を実施し、環境問題一般と、規制・法令遵守、ISO 14001の仕組みと日本光電の取り組み、環境理念、環境方針、目標の理解、具体事例、全員参加の必要性について認識と理解を進めています。
ISO 14001認証4サイトの社員には隔年で教育を行い、法改正など社会環境の変化、環境方針、環境目標と各部門の活動の関連について認識を深めています。
また、環境問題への意識を深めるため、毎年1回、国内の全従業員を対象にeラーニングを実施しています。

啓発活動

2016年度から「環境の日」を6月5日に制定し、全社員に向けて環境活動の必要性を周知しています。