日本光電では、事業活動を通じた社会貢献の取り組みの1つとして、地球環境に配慮した「環境配慮型製品」の開発に取り組み、提供をしています。2024年3月からは、さらに取り組みを強化し、製品・サービスのライフサイクル全体で環境配慮について評価するよう基準を見直すとともに、基準を満たす製品・サービスについて、国際規格 タイプⅡ ISO 14021に準拠した自己宣言ラベル「Green Product Label(グリーンプロダクトラベル)」として認定する取り組みを始めました。「Green Product Label」は、当社の製品・サービスに対してLCA~{※}や環境アセスメントを実施し、審査・承認プロセスを経て、従来の製品・サービスと比較してCO_{2}排出量等の環境負荷低減への貢献度別に4段階の評価ランクに分けて認定しています。
※LCA:Life Cycle Assessment。原材料の採取から製造、製品使用、廃棄まで、製品・サービスの一連の流れにおける環境負荷を定量的に評価する手法。
Green Product Labelは、計画段階から、社内の複数部門において協議を行い、審査・承認プロセスを経て、社外公開しています。
2024年3月時点でのGreen Product Label認定製品数は、以下のとおりです。
対象製品名 |
評価ランク |
評価年度 |
対象国 |
評価条件 |
評価結果 |
2023 |
日本 |
■評価とする対象: ベッドサイドモニタ本体、付属品 ■評価対象とする機能と条件: ICUにおける生体情報(心電図・血圧・血中酸素濃度・呼気中CO_{2}濃度)のモニタリングと表示。
ICUでの稼働時間は、平均在床時間(33.6時間/回)と、入替時間(空床時間8時間/回)より、年間7,075時間とする。 ※空床時は電源OFF、電力消費は「0」とした。 |
従来製品のCSM-1901と比較し、1台当たりのCO_{2}排出量は、CSM-1501は63.4%減、CSM-1502は56.9%減。 |