地域別売上高

(2025年3月期 第3四半期累計)

  • 国内:急性期病院、中小病院、診療所といった市場別の取り組みを強化するとともに、医療安全、診療実績、業務効率につながる顧客価値提案の推進、消耗品・サービス事業の強化に注力した結果、売上を伸ばすことが出来ました。市場別には、PAD市場(※1)でAEDの販売が好調でした。官公立病院、診療所市場は堅調に推移し、大学市場も前年同期並みを確保しました。一方、私立病院市場は大口商談の受注もあり好調だった前年同期実績を下回りました。
  • 海外:前年同期の米国子会社再編に伴うデフィブテック社の決算期変更の影響(※2)に加え、アジア州他、中南米で低調に推移したことから、減収となりました。北米では、AEDは減収となった一方、生体情報モニタ、人工呼吸器が二桁成長となりました。中南米では、メキシコは好調に推移したものの、前年同期に大幅増収となったコスタリカ、コロンビアを中心に減収となりました。欧州では、ドイツ、トルコは増収となりましたが、イギリス、オランダを中心にAEDが減収となり、前年同期実績を下回りました。アジア州他では、中国に加え、前年同期にモロッコでの大口商談の受注もあり好調だった中近東・アフリカが減収となりました。

 

※1 PAD(Public Access Defibrillation):一般市民によるAEDを用いた除細動。PAD市場には公共施設や学校、民間企業などが含まれる。

※2 前連結会計年度において、米国子会社再編に伴い、デフィブテック社の決算日を12月31日から3月31日に変更しています。前第3四半期連結累計期間は、2023年1月1日から2023年12月31日までの12ヵ月決算を連結しています。

 

(単位:百万円)

2024年3月期

第3四半期累計

2025年3月期

第3四半期累計

対前年同期増減率

(%)

国内売上高

98,598

101,153

2.6

海外売上高

(海外売上高比率)

57,571

(36.9%)

57,323

(36.2%)

△0.4

北米

26,559

30,323

14.2

中南米

3,998

3,580

△10.5

欧州

9,835

9,018

△8.3

アジア州他

17,177

14,400

△16.2

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