- 国内:急性期病院、中小病院、診療所といった市場別の取り組みを強化するとともに、医療安全、診療実績、業務効率につながる顧客価値提案を推進し、増収を確保することが出来ました。ITシステムは大口商談の受注もあり好調だった前年同期から反動減となった一方、注力している消耗品・サービス事業の売上が伸長しました。市場別には、大学、私立病院市場は前年同期実績を下回りましたが、官公立病院、診療所市場が堅調に推移しました。PAD市場(※1)でAEDの販売も好調でした。
- 海外:前年同期の米国子会社再編に伴うデフィブテック社の決算期変更の影響(※2)に加え、中国を中心にアジア州他が低調だったことから、減収となりました。北米では、AEDは減収となったものの、生体情報モニタ、人工呼吸器が好調に推移しました。中南米も、メキシコ、ブラジルを中心に二桁成長となりました。欧州では、ドイツ、トルコは増収となりましたが、オランダ、イギリスを中心にAEDが減収となり、前年同期実績を下回りました。アジア州他では、中国、中近東・アフリカが好調だった前年同期実績を下回ったことから、減収となりました。
※1 PAD(Public Access Defibrillation):一般市民によるAEDを用いた除細動。PAD市場には公共施設や学校、民間企業などが含まれる。
※2 前連結会計年度において、米国子会社再編に伴い、デフィブテック社の決算日を12月31日から3月31日に変更しています。前中間連結会計期間は、2023年1月1日から2023年9月30日までの9ヵ月決算を連結しています。
(単位:百万円)
2024年3月期 第2四半期累計 |
2025年3月期 第2四半期累計 |
対前年同期増減率 (%) |
|
国内売上高 |
65,708 |
66,243 |
0.8 |
海外売上高 (海外売上高比率) |
37,828 (36.5%) |
36,541 (35.6%) |
△3.4 |
北米 |
17,850 |
19,281 |
8.0 |
中南米 |
1,790 |
2,225 |
24.3 |
欧州 |
6,370 |
5,741 |
△9.9 |
アジア州他 |
11,817 |
9,292 |
△21.4 |
- 決算短信/決算説明会資料
- 決算参考資料(PDF、EXCELファイル)では、四半期毎の決算ハイライト、商品群別売上高、地域別海外売上高を掲載しています。