急性期を脱した患者さんに対して、在宅復帰に向けた医療やリハビリテーションを提供する病院。
管状またはワイヤ状の医療用具。日本光電で販売しているのは、不整脈の検査に使われる電極カテーテルや治療に使われるアブレーションカテーテル。
病気やけがの発症により急激に健康が失われた状態の重症な患者さんに対して、治療や手術などの医療を提供する病院。
腕や足などに刺激を行い、筋肉の異常が筋肉自体あるいは神経に由来するのかを調べる筋電図検査と、目や耳、手首や足首などに刺激を行い、脳や脊髄、神経などの反応をみる誘発電位検査を行うための医療機器。
血液中の血球数(赤血球・白血球・血小板)や赤血球中のヘモグロビン量を測定する医療機器。感染症や悪性腫瘍等の疾患の重症度、治療効果の判定に有用。
特定の物質の検出・分析に用いられる化学薬品。日本光電では、血球計数器の溶血試薬(赤血球中のヘモグロビンを溶出させて、その濃度を測定する試薬)など。
機械的に呼吸を補助する医療機器。患者さんの肺の状況にあった呼吸管理を行えるよう、必要な項目をモニタリングし、医療従事者をサポート。
主に検査室や診療所などで使われる、心臓の電気信号に異常がないかを検査する医療機器。日常生活中の長時間心電図検査で使われるのは、「ホルタ心電計」。
医療従事者が病棟にいる患者さんを巡回し、その場でSpO₂、血圧、体温などをスポットで測定する生体情報モニタ。アメリカで普及。
脳波計、筋電図・誘発電位検査装置、心電計、心臓カテーテル検査装置、診断情報システム、関連する消耗品(記録紙、電極、カテーテルなど)、保守サービスなどで構成される商品群。
各都道府県が進める地域医療構想の実現に向け、2014年度から設置された財政支援制度。病床の機能分化・連携、在宅医療の推進、医療従事者の確保などが支援対象。
団塊世代が75歳以上となり医療・介護の需要がピークを迎える2025年に必要となる病床数を推計し、各地域における医療機関の役割分担や連携の仕組みを構築する取組み。
各地域における医療課題の解決を図るため、2009年度~2013年度(一部は2015年度まで)に総額6,050億円交付された財政支援制度。救急医療の確保、地域の医師確保などが対象。
地域の包括的な支援・サービス提供体制。団塊世代が75歳以上となる2025年を目途に、高齢者に対して、各地域の実情に合った医療・介護・予防・住まい・生活支援を一体的に確保する体制の構築を推進。
病床数が200床未満の病院。
電極を付け替えるなどの特別な手技を伴うことなく、標準12誘導心電図から得られる波形をもとに、右側誘導、背部誘導の波形を演算処理により導出。右室梗塞・後壁梗塞の診断をサポート。
脳の活動による微小な電気信号を測定し、その変化を記録する医療機器。検査時間は一般的に30分程度。てんかん、頭痛、めまい、脳血管障害、神経疾患、頭部外傷などの検査・診断に使われる。
動脈血中の酸素飽和度(ヘモグロビンがどの程度酸素と結びついているか)を、指先または耳たぶに装着したセンサで連続的に測定する医療機器。患者さんの体に酸素が足りているかを採血することなくリアルタイムに把握可能。1974年に日本光電が世界で初めてパルスオキシメータの原理を発明。
徐脈性不整脈や頻脈性不整脈(心房細動、心室細動)など、心臓のリズム異常。
自発的な心臓の動きが遅くなったり途中で止まったりする不整脈(徐脈性不整脈)に対して、心臓に電気刺激を行い心筋の収縮を誘発することで、心拍数の低下による血圧低下を治療する医療機器。
心臓カテーテル検査装置。体表面から心臓にカテーテルを挿入して行う検査、治療の際に、心電図、血圧などのバイタルサインを測定、解析する医療機器。
長期にわたって入院・療養が必要な患者さんに医療を提供する病院。
抗原とそれに結合する抗体との抗原抗体反応を用い免疫学的検査項目の測定を行う医療機器。対象となる特定のタンパク質を検出することで高感度な測定が可能。
Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器。心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器。日本では、2004年7月から、医療従事者でない一般市民も使用可能。
ETCO₂測定時に、数値に応じて5段階の呼吸同期音を鳴らす日本光電の独自技術。
末梢血液一般検査。血液の有形成分(白血球・赤血球・血小板)およびそれらに含まれている物質の量や濃度の測定により体の状態を把握が可能。
China Food and Drug Administration:中国国家食品薬品監督管理総局。2018年にNMPAに名称変更。
Cardio Pulmonary Resuscitation:心肺蘇生法。呼吸・心臓が停止している人に対して、救命のために胸骨圧迫や人工呼吸を行って、その動きを助ける方法。
C-Reactive Protein:C反応性蛋白。体内で急性の炎症や組織細胞の破壊が起こると、血清中にて増加するたんぱく質。感染症などによる体内の炎症の度合いを測定。
2012年に子会社化した米国の救命救急医療機器メーカ。AEDなどを開発・生産・販売。
Food and Drug Administration:アメリカ食品医薬品局。
General Practitioner:総合診療医。
Group Purchasing Organization:医療機関のグループ購買組織。
ヘモグロビンA1c。過去1~2ヵ月の血糖値の状態が分かる値。糖尿病の診断、血糖コントロールに用いられる指標。
Human Machine Interface:人間と機械との接点。日本光電の場合、センサ技術、信号処理技術、データ解析技術の総称。
Implantable Cardioverter Defibrillator:植込み型除細動器。心室頻拍や心室細動などの致死性不整脈を電気ショックで治療。脈が遅い時にはペーシングで治療。
Intensive Care Unit:集中治療室。
Integrated Delivery Network:総合医療ネットワーク。複数の病院連合体。
日本光電が独自に開発した直線加圧測定方式の非観血血圧測定アルゴリズム。測定時の血圧値に応じた最適の加圧を行い、カフを必要以上に加圧することなく短時間で測定可能。
International Protection。機器の防塵性能・防水性能に関する保護等級。
Medical Waveform Format Encoding Rule。心電図、脳波、呼吸波形などの医用波形を相互利用するための標準規約。
Operating Room:手術室。
PAD(Public Access Defibrillation:一般市民によるAEDを用いた除細動)。PAD市場には公共施設や学校、民間企業などが含まれる。
Point of Care Testing。診療所、在宅、診察室、手術室など、診療の現場で行う検査。