地域別売上高

 (2023年3月期)

  • 国内:前期比0.4%減。急性期病院、中小病院、診療所といった市場別の取り組みを強化するとともに、医療安全、診療実績、業務効率につながる顧客価値提案を推進、消耗品・サービス事業の強化に注力しました。検査・手術件数の回復や設備投資の再開により、生体計測機器や検体検査装置は好調に推移したものの、前期に感染症対応のため整備が進んだ生体情報モニタや人工呼吸器の反動から減収となりました。市場別では、大学市場、診療所市場は堅調に推移した一方で、官公立病院、私立病院市場が前期実績を下回りました。PAD市場におけるAEDも減収となりました。
  • 海外:前期比3.0%増。現地通貨ベースでは全ての地域が減収となりましたが、円安効果により円ベースでは前期実績を上回りました。前期に感染再拡大地域で需要が増加した生体情報モニタ、人工呼吸器の反動に加え、昨年3月末から5月末の上海ロックダウンの影響を受けました。地域別では、米州、欧州が円ベースでは増収となりましたが、アジア州他は前期実績を下回りました。
     

(単位:百万円)

2019年

3月期

2020年

3月期

2021年

3月期

2022年

3月期

2023年

3月期

国内売上高

130,223

134,355

137,274

136,321

135,734

海外売上高

(海外売上高比率)

48,575

(27.2%)

50,651

(27.4%)

62,452

(31.3%)

68,807

(33.5%)

70,869

(34.3%)

合計

178,799

185,007

199,727

205,129

206,603

海外地域別売上高

(2023年3月期)

  • 米州:前期比10.1%増。米国が円ベースでは増収となったものの、中南米はメキシコ、チリを中心に減収となりました。
  • 欧州:前期比7.9%増。現地通貨ベースでは減収となりましたが、円ベースでは増収となりました。ドイツ、イギリスは好調に推移しましたが、フランス、スペインが低調でした。
  • アジア州他:前期比9.3%減。前期に好調だったエジプト、インド、ベトナムでの反動により減収となりました。中国も、昨年12月の感染再拡大により生体情報モニタ等の整備が進みましたが、上海ロックダウンの影響を補うには至らず減収となりました。

(単位:百万円)

2019年

3月期

2020年

3月期

2021年

3月期

2022年

3月期

2023年

3月期

米州

23,508

24,731

30,288

33,436

36,818

欧州

8,167

9,044

13,139

11,449

12,349

アジア州他

19,024

23,921

21,701

アジア州

15,096

14,899

その他

1,802

1,976

海外売上高合計

48,575

50,651

62,452

68,807

70,869

※ 2021年3月期から、アジア州とその他地域を合わせて、アジア州他としています。

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