Our People
医療課題に挑む先駆者たち

営業の私も、
患者さんの命を救える。
営業の私も、
患者さんの命を
救える。

Profile

【専門営業】河相 遥香
専門営業
河相 遥香
2019年、新卒入社。大学では工学部に所属し、サステイナブル化学の勉強に勤しむ。入社後はソリューション営業部に所属し、超音波診査装置や心電計、循環器製品の商談フォローを中心に、デモンストレーションや取り扱い説明の実施、問い合わせ対応などを担当。自身が担当する病院に提案した心電計で患者さんの命を救った経験は、とても印象に残っている。
母の姿を見て育った。
心の奥に、
医療の存在があった。

私の母は看護師だったので、幼い頃から医療が身近な環境で育ちました。就職活動の時にはさまざまな業界を見ましたが、「医療」が心のどこかにずっと残っていて。なかでも日本光電に入社する決め手となったのは、インターンシップの時に触れた、医療機器を通して一人でも多くの命に貢献するという創業者の熱い想いでした。母のように看護師でなくても、医療機器の営業であれば自分も人の命に貢献できるかもしれない。入社後は、東京、神奈川、千葉、埼玉の一都三県を担当する支店に配属となり、200床未満の病院やクリニックを担当しています。各地域で色々な特徴があり、千葉県房総エリアの病院では、ゆったりした雰囲気が流れていて、医師や患者さんもおおらかな印象です。逆に都心では患者さんが多く、時間に追われている感じがあります。これらの特徴を感じながら、コミュニケーションを取っています。医療は、ただ病気を治すだけではなく、こころも診ていく仕事。機器だけではなく、そこに人が介在している安心感を届けたいと思い、日々仕事をしています。

「あなたのおかげで、命を助けられた。」
身の引き締まるような、感謝の言葉。
「あなたのおかげで、
命を助けられた。」
身の引き締まるような、
感謝の言葉。

自身が提案した製品で、患者さんの不整脈を早期発見できたことは、とても印象的な出来事でした。当時私が提案した製品は、24時間、心電図を測定するホルター心電計です。システム製品と連携することで、リアルタイムの情報を把握することができ、検診だけでは見つけられない不整脈の発見につながりました。「これまでの検診だったら見つけられなかった。新しい機器を導入してもらえて、助けられたよ。」と直接言っていただいた時は、自分の仕事が患者さんの命を救うことにつながっている嬉しさを感じ、身が引き締まる思いでした。日々の仕事中にこのようなお声を直接いただくことはあまりないのですが、実は私たちの仕事の先に、このような患者さんがたくさんいるのだと実感しました。入社以来、只々一生懸命働いていましたが、この出来事が仕事への想いをさらに高めるターニングポイントとなりました。

この仕事は、命に関わる。
コミュニケーションの
全てが誠意。
この仕事は、
命に関わる。
コミュニケーションの
全てが誠意。

ソリューション営業部では担当製品の知識だけでなく、臨床や医療動向の知識も深く習得することが求められるため、日々の勉強が欠かせません。難しい内容ですが、新たな専門知識を学び、提案に活かせるこの仕事はやりがいもあり、楽しい。学んで得た知識をもとに、担当製品である超音波診断装置(エコー)、24時間分の心電図波形を解析するホルター心電計、検査機器をまとめるシステムなどについて使い方や解析の説明をします。場面に応じた使い方について先生から専門的な質問をいただくことも多いです。患者さんの命に関わるので、分からないことがあれば「分からない」とはっきり伝えて、社内に持ち帰り開発部門に問い合わせるなど、コミュニケーションの全てが医療に携わるものの責任だと思っています。また販売する時もお客様目線が欠かせません。先生や病院の方針によって更新するタイミングや考え方が全く違うので、しっかりヒアリングしながら医療従事者にとってのベストなタイミングで提案できるように、常に思いを巡らせています。

この先も、お客様の
生の声を聴いて
仕事がしたい。

今、日本光電の営業として立ち向かっているのは2030年問題。超高齢化社会の到来により、慢性疾患を抱える患者数の増加が見込まれており、医療費は急速に増加することが予想されています。この課題に対応するため、特に医療DXの推進は解決の鍵と考えられますが、地域ごとに対策の進展度には差があります。急性期以外の潮流も捉えながら挑戦を重ねることが、営業の使命でもあります。かつて先輩から言われた言葉に「病院で働く人は『医療のプロ』だが、日本光電で働く人は『医療機器のプロ』」というものがありました。これからも先見の目を持って、医療の動向や変動に気づきながら、医療従事者や医療そのものの進化に貢献したい。長期目線でキャリアを描くなかで、お客様の生の声を聴ける営業職として働きつづけたいという想いがあります。女性の営業職は増えてきていますが、ライフイベントを迎えると本社の内勤職に異動する方が多いのが現実です。支社/支店にてキャリアとライフの両立を実現し、営業職として働き続けるロールモデルとなりたいと思っています。そして全社的に「当たり前」にしたいと思っています。今まさに私も、日本光電も、さらに進化をしている最中です。

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