Our People
医療課題に挑む先駆者たち
医療機器営業の仕事を通して、
いつの日か変えてみせる。
カンボジアの光景を、
医療機器営業の
仕事を通して、
いつの日か
変えてみせる。

Profile


カンボジアでの経験。
国内営業で貢献した先に、
果たすべき使命がある。
カンボジアでの経験。
国内営業で貢献した
先に、果たすべき
使命がある。
就職活動のタイミングで考えていたのは、「これから、40、50年働いていく中で、どういうことをしていきたいのか」ということです。長い社会人人生の中で、ただお金をいただくだけのモチベーションだけではきっとつらくなってしまう。本当に誰かのためになる仕事をやりたいと感じたのは、大学時代訪れたカンボジアで目の当たりにしたあるシーンでした。生まれて2、3日も経たない赤ちゃんが、衛生的とは言えないような環境で、雨ざらしの場所で暮らしている様子を目の当たりにしました。現地では、十分な医療を受けられるのはお金のある富裕層に限られており、日本では当たり前と思っていた医療が、多くの国では不足している現実に気づかされました。医療が一人でも多くの人にとって当たり前に受けられるものであるために、その一助となれる存在を目指していきたい。カンボジアでの経験があったからこそ、日本光電の面接を受けたときに創業者の想いや、患者さんや医療従事者と真剣に向き合ってきた歴史に心を打たれました。命を守るために欠かせない医療機器を、一台でも多く届ける。そのような経験が、いま営業の心得として活きています。
仕事の意義を信じている。
以上の、
仕事の意義を
信じている。
「一人の医者が救える命には限りがある。 しかし、医療機器なら、それを世界中に広めることで限りない人々に貢献できる。」営業の仕事は、日本光電が創業から大切にする考え方に紐づいています。単に製品を売るためだけではなく、理念を信じ「人の命を守る仕事」に貢献できる。医療従事者は患者さんの安全を守ることに大きな責任を持っていますが、導入した医療機器が患者さんの治療に貢献するだけでなく、病院内の業務の効率化も進めることができれば、医療従事者の方々に「本当に役に立った」と喜んでいただけるのです。例えば、僕が担当している病院では、新人看護師の方々に対して医療機器の操作方法を教えたり、実際の使い方に困っているスタッフの方々とコミュニケーションを取ったりしています。患者さんと24時間向き合う病院は、必然的に厳しい環境で、皆さんとてもお忙しいです。そんな中、医療機器を通して正確な情報を届け、少しでも治療の質をあげたり、医療従事者の方々の業務負担を減らしたりすることができるのであれば、嬉しいと思っています。営業の数字や結果には必ずしも現れない、相手への大きな貢献があることを実感しています。

もっと本質的に
伝えられていたら。
悔しさだけが残った、
あの夏の商談。
今でも忘れられない、夏の商談。それは、分娩室で使用するモニタの提案でした。結果的には受注することができたけれど、自分の中では悔いが残りました。競合とは最終的に価格競争の話になり、ただ競合メーカの価格より下回る見積もりを作るだけになってしまいました。今言えるのは、価格の話以上に、病院が求めている「安心感」や「信頼」を提供することが重要だったということです。もっと現場に寄り添い、製品がどういう価値を提供できるのか伝えられることがあった。お客様である看護師さんたちに提案する医療機器に事前に触れて操作性を実感してもらうなど、徹底的にやれることがあった。提案資料も、もっと具体的に医療機器の優れた点や導入後のメリットを伝えられることがあった。私たちの製品は品質が高いと自信を持って言えるからこそ、その価値が伝わるように尽くさないといけないと強く感じました。日本光電にしかできないソリューションを提案し、医療従事者が本質的にあるべき姿を追い求められるよう、この経験から感じたことを糧に、自分も努力をやめません。乗り越えなければならない悔しさと共に、若い時から現場でたくさん矢面に立てる環境を生かして、経験を重ね続けます。


仕事を通して、
自分が介在する意味を
問い続ける。
お世辞抜きに言えるのは、この会社を選んで間違いなかったということ。学生時代は勉強に励んだり、スポーツに打ち込んだり、旅行を楽しんだりなど、自由に好きなことができました。学生という立場で社会に守られていたからこそ、当時はお金を稼ぐことの大変さを実感できていなかったのだと思います。今は、医療機器営業という仕事を通じて社会に何かをアウトプットする立場となり、会社の看板を背負ってお客様と向き合う責任が常にあります。学生時代には体験することがなかった大変さばかりですが、その責任や価値を実感しています。同じような熱い想いを持って働く人があふれていることも、日本光電の好きなところです。自分自身が医療機器を開発したり、医療行為を行ったりすることはできないけれど、営業の仕事を通して1人でも多くの患者さんの役に立てるのであれば、そこに私が介在する意味はある。これからも、長年培われてきた日本光電の知識、経験、技術が込められた医療機器と向き合い続け、その価値をもっともっと広めていくことを目指していきます。