仙骨神経刺激療法

仙骨神経刺激による治療とは?

仙骨神経刺激療法(SNM:Sacral Neuromodulation)とは?

排泄に関係する神経に持続的に電気刺激を与えることによって、過活動膀胱の症状の改善を図る治療法です。
持続的に電気刺激を行うため、心臓ペースメーカのような装置を体内に植込みます。
欧米では1990年代から行われており、日本でも2017年9月から健康保険が適用されました。

このような治療方法です

① リード(刺激電極)の挿入

治療効果を確認するために、リードだけをおしりの仙骨にゆっくりと挿入します。大きな切開は行いませんが、手術室で麻酔をかけて行います。

② 試験刺激

挿入したリードと対外式の刺激装置を接続して、1~2週間試験的に刺激を行い、治療効果を判定します。
もし、効果が認められない場合は、刺激装置の植込みは行わずリードを抜去します。

③ 刺激装置の植込み

試験刺激により治療の効果が認められた場合は、すでに挿入されているリードを刺激装置に接続した後、おしりのふくらみ上部に植込みます。

仙骨神経刺激療法(SNM)の特徴

  • 刺激装置を植込む前に、試験刺激で効果を確かめられます。
  • 効果が認められない場合にはリードを抜いて、以前の状態に戻すことができます。
  • 刺激装置の植込み後は、刺激の調整をご自身でコントロールできます。
仙骨神経刺激療法に使用する機器

仙骨神経刺激療法(SNM)の効果について

SNM(仙骨神経刺激療法)は、過活動膀胱の原因となる病気を治す訳ではありません。
治療効果は、患者さんの症状によって異なります。これまでに米国で行われた臨床試験では、治療開始3か月の時点で、1日の尿失禁回数が約4割の患者さんで0回に、約8割の患者さんで手術前の半分以下に減少しました。また頻尿の患者さんでは、約7割の患者さんが8回未満の通常排尿回数、または手術前の半分以下に減少し、尿失禁、頻尿共に、1年後も効果が持続しました。

仙骨神経刺激療法(SNM)の効果

体験談

仙骨神経刺激療法を受けられた患者さまの体験談です。

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