日本光電はこの度、AEDリモート監視システム AED LinkageによるAED持出検出+電源オン通知サービスを開始します。
本サービスでは、当社製AED~{※1}のキャリングバッグおよびリモート監視端末にAED持出検出装置 AED-A010D(飯田電子設計(株)製、別売り)を取り付けることで、AEDの持ち出しや電源オンをAED設置管理担当者等にメールでお知らせします。これにより、AEDの紛失防止、使用後の迅速な電極パッドの交換や事後検証等をサポートします。

お客様による日常点検をサポートするAEDリモート監視システム AED Linkageでは、AEDを常に使用できる状態で設置し、救命時に適切に活用いただけるよう、機能拡充に取り組んできました。今後も、AEDへのアクセシビリティの向上、AED Linkageを活用した早期除細動に向けた環境作りを提案することで、救命率のさらなる向上を目指します。

 

本サービスの主な特長は次のとおりです。

1.AEDが設置場所から持ち出されたときに、メールでお知らせ

AED設置管理担当者等に持出検出をタイムリーに通知し、AEDの状態確認を促します。

 

2.持ち出されてから10分以内にAEDの電源がオンになったときに、メールでお知らせ

AEDの電源がオンになったことをAED位置情報*とともに通知し、使用後の迅速な電極パッドの交換、AEDのダウンタイム短縮をサポートします。

  • GPS~{※2}で位置情報が取得された場合のみ。アシストGPS※3で位置情報が取得された場合、AED位置情報マップのURLと画像ファイルは添付されません。

3.持ち出されてから10分が経過してもAEDの電源がオフのときに、AEDの位置情報をメールでお知らせ
AEDを使用している様子がない場合、AED位置情報を通知します。位置情報を参考にAEDの現在地を早期確認いただくことで、紛失防止につなげます。

<用語説明>

  1. AED(Automated External Defibrillator):自動体外式除細動器。
  2. GPS(Global Positioning System):全地球測位システム。衛星から位置情報を取得。
  3. アシストGPS:LTE(Long Term Evolution)通信を利用して位置情報を取得する方法。屋内などGPS信号が届きにくい場所ではアシストGPSによって位置情報を取得。アシストGPSではGPSによる位置情報の取得に比べて精度が低くなる場合あり。

<持出検出装置と通知フロー>

<AEDライフ ホームページ>
https://www.aed-life.com/

  • 本サービスの利用には、AED持出検出装置 AED-A010D(飯田電子設計(株)製)が別途必要、AED-3100シリーズ/AED-3200シリーズが対象です。詳しくはお問い合わせください。
  • AED LinkageによるAED持出検出+電源オン通知サービスは特許出願中です。 

 

お問合せ先: 国内事業本部 営業統括部 AED営業部
TEL 03-5996-8307

 

  • 本プレスリリースは当社の取り組みを報道関係者や株主・投資家をはじめとするステークホルダーの皆様にお伝えすることを目的としたものであり、一般の方への医療情報の提供や顧客誘引を目的としたものではありません。