日本光電はこの度、患者さんのバイタルサイン(非観血血圧、SpO_{2}、脈拍数)を測定する生体情報モニタ SVM-7200シリーズ(商品コード:SVM-7230/7250/7260)を発売しました。
本製品は、患者さんの体調変化を見守るために、ユーザビリティを追求して開発したコンパクトな生体情報モニタです。
小型軽量でハンドル付きのため、簡単に持ち運びができるほか、直観的で分かりやすい操作性を実現し、医療機関の様々な場面での活用を想定しています。
コンパクトながら、当社独自のパラメータ技術として定評のある、非観血血圧測定アルゴリズムiNIBP (※1)やSpO_{2}アルゴリズムNPi(※2)に加えて、安全なモニタリングをサポートするSI(※3)、RPP (※4)の算出が可能です。
本製品の価格は、50万円(SVM-7260本体、記録器内蔵)で、国内の医療機関において初年度200台以上の販売を見込んでいます。

本製品の主な特長は次のとおりです。
1.コンパクトサイズで持ち運びもらくらく
小型軽量でハンドル付きのため、持ち運びもらくらく。オプションの架台を使用すれば、医療機関内で素早く移動が可能。

2.直感的で誰にでも分かりやすい操作性
8型タッチパネルディスプレイでは使う頻度の高いキーを任意で配置でき、直感的な操作が可能。初めて操作する人でも簡単に使用できるよう、ガイド機能を搭載。

3.優れたパラメータ性能
ハイエンドベッドサイドモニタと同等性能のアルゴリズムであるiNIBPやNPiに加えて、SIやRPPの算出も可能となり、より安全なモニタリングをサポート。

<用語説明>

  1. iNIBP:直線加圧測定方式の血圧測定アルゴリズム。血圧カフを締めつけすぎず、短時間で測定。
  2. NPi:アーチファクト(ノイズ)対策を強化したSpO_{2}アルゴリズム
  3. SI(Shock Index):出血性ショックの指標
  4. RPP(Rate Pressure Product):心臓が必要とする酸素量の指標

<主な製品規格>

ディスプレイ:

8型TFTカラーLCD、1トレース(SpO2)

波形表示項目:

脈波

数値表示項目:

非観血血圧値、SpO_{2}値、脈拍数、RPP、SI

電源:

AC100V~240V 140VA以下(AC電源使用時)

DC7.2V(オプションのSB-720P内臓時、約6時間連続使用可)*

* 当社指定条件の場合

寸法・質量:

幅232×高さ246×奥行135mm(本体のみ、突起部含まず)

約2.1kg(本体のみ)

<医療関係者向け製品紹介ホームページはこちら>
SVM-7200シリーズ
https://medical.nihonkohden.co.jp/iryo/products/monitor/01_bedside/SVM-7200.html

<製品写真>

生体情報モニタ SVM-7200シリーズ (商品コード:SVM-7260)

 

お問合せ先: 生体モニタ事業本部 事業企画部
TEL 03-5996-8099

 

  • 本プレスリリースは報道関係者向けに発表した情報で、一般の方に対する情報提供を目的としたものではありません。