ベッドサイドモニタ

病棟に入院している患者さんのベッドサイドにあり、患者さんの心電図などのデータを計測しています。

血圧が急に下がった場合に容態変化をアラームでお知らせするなど、患者さんを見守る役割をする医療機器です。

救急車に搭載して、搬送中の患者さんの容態を確認するのにも使われます。

デフィブリレータ(除細動器)

けいれんして血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズム(拍動)に戻すための医療機器です。

救急車内や救急処置室、手術室、ICU(集中治療室)などで使われます。

AED(自動体外式除細動器)

けいれんして血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズム(拍動)に戻すための医療機器です。

2004年7月から、医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、病院や診療所、救急車のほか、空港、駅、スポーツクラブ、学校、公共施設、企業などの人が多く集まるところを中心に設置されています。

心電計

心臓の拍動に伴う心筋細胞の活動電位の時間的変動を曲線として記録・表示する医療機器です。
得られた曲線を心電図と呼びます。

不整脈や心筋障害などの心臓疾患の検査・診断に使われる、生理検査の最も代表的なものです。

人工呼吸器

自分で呼吸(自発呼吸)ができないときに、替わりに肺に酸素を送って呼吸をサポートする医療機器です。

手術で全身麻酔を行うときや、交通事故・脳出血などの患者さん、コロナや肺炎などで肺に炎症が起きている場合などは、自発呼吸ができない・しにくい状態になるので、人工呼吸器を使います。

口や鼻の穴からチューブを気管支まで入れたり(気管内挿管)、気管切開をして肺に空気や酸素を送り込むタイプと、挿管せずに口や鼻を覆うマスクを装着するタイプがあります。