日本光電はこの度、入院から退院までの患者さんの流れを円滑かつ効率的に管理することを目的としたDHS(デジタルヘルスソリューション)製品である入退院業務支援ソフトウェア QP-842Nを発売しました。
近年の診療報酬改定では、早期退院・在宅復帰につなげることが評価される傾向にあるため、患者さんの治療を効率的に行い、在院日数を適正化することが重要です。このため、各病院では、リアルタイムでの病床利用状況の確認に加え、各部門・多職種間での円滑な患者情報の共有に取り組んでいます。
本ソフトウェアは、電子カルテ等から病床管理に必要な情報をリアルタイムで取得・集約・可視化できることから、医療従事者の業務負荷軽減、医療安全、医療の質向上への貢献を期待しています。また、全ての入院患者さんの入退院や転棟に関する情報を可視化することで、適切なタイミングでの転棟や退院に向けた準備を進め、在院日数の短縮や適正化、病床稼働率の向上、新規入院患者さんの受け入れにつなげるなど病院運営を支援します。
本ソフトウェアは、2026年3月から月額利用料制で提供する予定です。当社サポート体制の観点から、1都3県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)の地域限定で提供を開始しますが、将来的には全国に拡大する予定です。
本ソフトウェアの主な特長は次のとおりです。
1.病院全体の病床利用率等の情報を集約・可視化
病床インサイト画面では、現在から未来の病床利用状況、部屋種類別の空き状況に加え、緊急入院の件数等を1画面に表示。入退院スケジュール画面、ケアスケジュール画面では、入院・退院・転棟・検査・治療等の予定と実施状況をまとめて表示。各情報の確認時間の短縮、部門間での情報共有に貢献。
2.スムーズな病床決定を支援
入院コンシェルジュ画面では、入院申し込み条件(診療科・入院期間・患者さんの希望等)に合致する病床を検索・提案。病床決定にかかる時間の短縮に貢献。
3.入院期間の適正化に向けて
患者プログレス機能では、DPC入院期間※1やクリニカルパス※2の残日数、退院許可状況等を可視化。退院や転棟促進が必要な患者さんの迅速な絞り込みや調整が可能となり、入院期間の適正化をサポート。
<用語説明>
- DPC(Diagnosis Procedure Combination)入院期間:診断群分類別(病名や治療内容等)に基づき設定された入院期間の目安。入院期間Ⅰ・Ⅱ・Ⅲで設定されており、Ⅱが平均的な入院期間で、転棟・退院の目安。
- クリニカルパス:入院から退院までの標準的な治療や看護ケアの流れ・日数を時系列でまとめた計画表。
<ネットワーク構成イメージ>
※ 本ソフトウェアはWebアプリケーションで提供します。推奨動作環境、取得データ項目、データ更新頻度等の詳細はお問い合わせください。
<医療関係者の皆様向け製品情報>
https://medical.nihonkohden.co.jp/products/system/cis/qp842n.html
<製品写真>
病床インサイト画面
患者プログレス画面
入退院業務支援ソフトウェア QP-842N
お問合せ先:事業戦略本部 ITS・DHS企画部
TEL 03-5996-8000(代表)
- 本プレスリリースは当社の取り組みを報道関係者や株主・投資家をはじめとするステークホルダーの皆様にお伝えすることを目的としたものであり、一般の方への医療情報の提供や顧客誘引を目的としたものではありません。
