日本光電はこの度、病院における生体情報モニタのアラームマネジメントを支援するためのオンサイトアラーム分析ソフトウェア QP‑841Nを発売しました。本ソフトウェアは、医療課題の一つである無駄鳴りアラームの削減を目指して開発したDHS(デジタルヘルスソリューション)製品です。生体情報モニタのアラーム情報をリアルタイムに取得・表示・分析することで、医療現場における適切なアラームマネジメントの実現を目指します。
病院では、医療従事者のアラーム疲労による重要アラームの見逃しや対応遅れが長年の課題となっており、各病院において多職種メンバで構成されるMACT※を設置するなど、適切なアラームマネジメントや医療安全の向上に向けた取り組みが推進されています。日本光電では、2015年から、アラームの発生状況や対応状況を表やグラフを用いてレポート化したアラームレポートの提供を開始し、アラーム環境の改善に必要な具体策を提案してきました。
本ソフトウェアは、従来のアラームレポートで提供している病棟全体のアラーム傾向に加え、患者さんごとのアラームをリアルタイムに取得・表示することが可能です。さらに、アラーム発生の傾向や原因分析、課題解決のための対策立案および効果検証を通じて、医療現場主導による高度なアラームマネジメントを総合的に支援します。アラーム管理に従事する医療従事者の業務負荷を軽減するとともに、医療安全、医療の質向上への貢献を目指します。
本ソフトウェアの価格は150 万円(税込165 万円)で、今後3年間で、全国の医療機関を中心に、100セット以上の販売を見込んでいます。
本製品の主な特長は次のとおりです。
1.リアルタイムにアラーム情報を表示・分析
入床中の患者さんのモニタリング状況、アラーム発生状況をリアルタイムで確認可能。患者さんごとのアラーム発生状況や発生前後のバイタルサインや波形情報等もテキストやグラフで確認できることから、個別でアラーム対策が可能。利用状況に応じて、表示・分析する情報の選択・組み合わせが可能。
2.病棟集計・個人集計など豊富な表示・分析画面
従来のアラームレポートと同様に、病棟全体のアラーム傾向を把握できるほか、新たに患者さんごとのアラーム分析が可能。任意の期間、患者さん、パラメータ等を設定し、アラーム種別・部屋別・勤務時間別・時間帯別・曜日別でアラームの発生件数・継続時間等を詳細に分析可能。
3.退床後データ分析
モニタリング中に加え、退床後もデータ分析が可能。インシデント発生時には、生体情報モニタを操作することなく、本ソフトウェア上のアラーム情報で事後検証が可能。
<用語説明>
※ MACT(Monitor Alarm Control Team):適切なアラームマネジメントを目的とした多職種(医師、看護師、臨床工学技士等)で構成されるチーム。
<製品仕様>
接続可能機器:セントラルモニタ、医用テレメータ(当社品のみ)
※ 機種、組み合わせを含め、詳細はお問い合わせください。
<医療関係者の皆様向け製品情報>
https://medical.nihonkohden.co.jp/products/system/cis/qp841n.html
<製品写真>
病棟サマリー画面
患者個人画面
オンサイトアラーム分析ソフトウェア QP-841N
お問合せ先:事業戦略本部 ITS・DHS企画部
TEL 03-5996-8000(代表)
- 本プレスリリースは当社の取り組みを報道関係者や株主・投資家をはじめとするステークホルダーの皆様にお伝えすることを目的としたものであり、一般の方への医療情報の提供や顧客誘引を目的としたものではありません。
