日本光電はこの度、中小病院向けのクリニカルアシスタントサービス PrimeBridge(プライムブリッジ)(型式:PRM-2100)を発売しました。本サービスは、ヒトとデータをつなぐ架け橋となりたいという想いで開発し、医療のデジタルトランスフォーメーション(DX)の支援を目指しています。院内の患者情報や検査データ等の医療情報を部門横断的に一元管理・共有できるだけでなく、院外からも参照できるクラウドサービスです。
厚生労働省が掲げる「医療DX令和ビジョン2030」では、2030年までに電子カルテの普及率100%を目指していますが、インフレや人件費等の上昇により経営が悪化している医療機関では、設備投資が難しい傾向にあります。本サービスは、接続する医療機器の種類や台数等に応じて各病院に最適なシステム構成を組むことができ、月額利用料制で初期導入費用を抑えることが可能です。クラウドサービスのため、保守費用の抑制、データ損失リスクの低減も期待できます。また、電子カルテや医療機器と患者情報を連携できるため、医療現場の業務効率の改善や医療安全、医療の質向上への貢献を期待しています。
本サービスは、国内の200床未満の中小病院を中心に、2025年3月から月額利用料制で提供する予定です。また、今後も、本サービスのさらなる機能追加・拡充を予定しています。

本サービスの主な特長は次のとおりです。
1.電子カルテや医療機器との患者情報連携による業務効率改善
電子カルテから患者情報を取得し、医療機器に患者情報を出力できることから、患者情報登録作業にかかる工数削減や入力ミスの軽減を期待。

 

2.生理検査、画像検査データの一元管理による業務効率改善
心電計等の生理検査データはクラウドサーバに自動保存され、院内外から迅速に参照できるため、従来の記録紙等による検査結果の回覧が不要。生理検査に加え、画像検査のデータも自動保存、同一画面で参照できるため、業務効率改善への貢献を期待。

 

3.安定的な運用が可能なサーバレスのクラウドサービス
サーバレスのクラウドサービスにより、従来は部門毎に必要だったサーバの設置が不要となり、初期導入費用の抑制が可能。月額利用料には保守費用・最新バージョンへのアップグレード費用も含んでおり、当社サービス員による定期点検、クラウドを利用したシステムアップグレードを通じ、常に最新のサービスを提供。

 

<主な製品仕様>
接続可能機器:心電計等の生理検査機器、DICOM対応機器(超音波診断装置、内視鏡、眼底カメラ等)、医用テレメータ(当社品のみ)
※連携内容、連携可能機器を含め、詳細はお問い合わせください。

 

<医療関係者向け製品紹介ホームページ>
https://medical.nihonkohden.co.jp/iryo/products/med_sys/assist/prm2100vp.html

 

<PrimeBridge システム構成>

 

お問合せ先:事業戦略統括部 ITS・DHS企画部
TEL  03-5996-8000(代表)

 

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