日本光電はこの度、ベトナムにおける円滑な医療機器の登録申請および売上拡大を図るため、販売子会社 日本光電シンガポール株式会社の100%子会社をベトナムに設立し、2024年3月(予定)から業務を開始します。

当社は、1996年に日本光電シンガポール株式会社、2013年にNKSバンコク株式会社(現 日本光電タイランド株式会社)、2014年に日本光電マレーシア株式会社、2023年1月にフィリピン支店を設立し、東南アジア地域における販売・サービス体制の強化を図ってきました。

東南アジア地域では、経済成長に伴う医療基盤の整備が進み、今後一層の医療機器市場の成長が見込まれます。日本光電ベトナム有限会社の設立により、ベトナムにおける医療機器の製品登録に迅速に対応し、売上拡大を図ります。

日本光電は、中期経営計画「BEACON 2030 Phase I」において、今後の成長が見込まれる新興国市場の医療ニーズに応える戦略的事業展開に取り組んでいます。海外事業のより一層の拡大を図るため、地域に密着した事業基盤の構築を進め、高品質かつ先端的な医療機器を提供し続けてまいります。

本件が2024年3月期の連結業績に与える影響は軽微です。

新会社の概要は以下のとおりです。

会社名 日本光電ベトナム有限会社 (Nihon Kohden Vietnam Company Limited)
所在地 ベトナム社会主義共和国 ハノイ市
事業内容 医療機器の製品登録申請業務および販売支援業務
資本金 20千ドル(日本光電シンガポール株式会社 100%出資)
代表者 小林 弘経(兼務 日本光電シンガポール株式会社 社長)
従業員 4名(予定)