日本光電は、この度「ベッドサイドモニタ CSM-1700シリーズ ライフスコープG7」で2018年度グッドデザイン賞(Gマーク)を受賞しました。グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する総合的なデザインの推奨制度です。
当社は、医療機器メーカとして「エレクトロニクスで病魔に挑戦」をモットーに事業を展開しています。今回、受賞した製品も医療の現場で貢献することを第一に考えて開発しました。
「ベッドサイドモニタ CSM-1700シリーズ ライフスコープG7」は、次世代の医療を担うモニタリングソリューションをコンセプトに開発しており、様々な臨床的価値を医療従事者へ提供することで、患者さん、そして、医療の未来に貢献します。
上位機種と同等の高機能と多彩な表示機能を持ち、連続モニタリングとシームレスなデータ保存により治療方針の早期決定に貢献するとともに、院内システムとバイタルデータの連携が可能なほか、脳波測定や超音波測定などを可能とする高い拡張性で病態に合わせた治療をサポートします。
また、より見やすくなったディスプレイや、大幅なダウンサイジングにより設置の自由度を向上させるなど、医療安全への配慮とともに、さらに洗練されたモニタリングを現場に提供する新しい価値の創造を図ったベッドサイドモニタです。
【受賞対象のデザインについて】
「医療機器デザインで人類の幸福に貢献する」という当社デザイン理念のもと、「新しい価値を提供する先進的かつ高品質なデザインのモニタ」というコンセプトで、デザインを進めました。
現在の医療現場ではベッドサイドモニタに求められる機能として、従来からの基本性能に加えて、必要に応じた測定項目の構成や追加、麻酔器など外部機器との連携などの拡張性、処置・治療や手術をサポートする役割など、様々な機能が求められるようになってきました。
こうした高機能をさらに使いやすくするとともに、シンプルな構成として設置の自由度を向上させることで、医療現場における機器設置状況を改善し、医療安全のさらなる向上など、今後も新しい価値を継続して提供できるような新世代の生体情報モニタとすることと、日本における生体情報モニタのリーディングカンパニーとしてブランドイメージを高め先進性や新規性を表現するデザインとしました。
特に、弊社が世界で初めて生体情報モニタに装着したアラームインジケータの最新進化形である超薄型アラームインジケータとシルバーフレームは、本製品の特徴として見た目でのアイデンティティとなっています。
今回の受賞では、次のような高い評価をいただきました。
「ディスプレイ本体と入力ユニット部を分けることで、生体情報の見やすさという基本機能と、情報表示端末としての拡張性を両立し、結果としてシンプルで先進性のある佇まいを実現している。また、設置の自由度が増したことでシンプルなレイアウトが可能となり、煩雑になりがちな医療空間への配慮にも繋がっている。シンプルであることと拡張性が高いこと、多機能であることと使いやすいこと、互いに背反する要件を高い次元で両立している点に開発陣の意気込みを感じる。今後の新たな生体情報モニタのあり方を示唆する提案であると評価した。」
<医療関係者向け製品紹介ホームページはこちら>
ベッドサイドモニタ CSM-1000シリーズ ライフスコープG7/G5
https://medical.nihonkohden.co.jp/iryo/products/monitor/01_bedside/csm1701_1702.html
■グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2018」に出展
2018年10月31日(水)から5日間にわたり、東京ミッドタウンで開催される、最新のグッドデザイン全件が集まる受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2018」において、「ベッドサイドモニタ CSM-1700シリーズ ライフスコープG7」が受賞デザインとして展示紹介されます。
受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2018」
会期:10月31日(水)~11月4日(日)
会場:東京ミッドタウン(東京都港区赤坂六本木)
http://www.g-mark.org/gde/2018/
【グッドデザイン賞とは】
1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。その対象はデザインのあらゆる領域にわたり、国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。
受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/