日本光電は、この度「テレメトリー式脳波計 EEGヘッドセット AE-120A(海外販売名:CerebAir)」で、国際的に権威あるデザイン賞であるRed Dot Award:Product Design 2018(2018年度 レッド・ドット・デザイン賞:プロダクト・デザイン)を受賞しました。
レッド・ドット・デザイン賞は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する、世界最大級の国際的なデザイン賞のひとつです。1955年から毎年開催されている同賞では、国際的に活躍する独立した専門家によって、デザインの革新性、機能性、品質、人間工学的配慮、耐久性等、9項目の評価基準により卓越したデザイン性を持つ製品を決定します。
今回は世界59ヵ国から合計6,300点以上の応募があり、1,798点が同賞を獲得しました。日本光電では今回の受賞が初めてであり、当社のデザインが国際レベルにあることが認められたと言えます。
また、本製品は2017年度 グッドデザイン賞に続き、2つ目のデザイン賞受賞となりました。

【テレメトリー式脳波計 EEGヘッドセット AE-120Aについて】
本製品は救命救急(ER)・集中治療(ICU)の現場で簡単・迅速に脳波を測定できる装置です。本製品は、前処理不要な脳波用ディスポ電極を採用しており、患者さんの頭部にヘッドセット本体をかぶせるだけで脳波を測定し、無線(Bluetooth)方式で脳波計に脳波データを送信・保存できます。脳波測定に不慣れな医療従事者でも簡単・迅速に脳波を測定し、診断・治療を可能にすることで、患者さんの救命率や予後の向上につながります。 「医療機器デザインで人類の幸福に貢献する」という当社デザイン理念のもと、意識障害の判別に必要な機能・要素を厳選し、装置を小型化・無線化することで、「ER・ICUの現場で、簡単・迅速に脳波測定ができる装置」を目指しました。
 

<医療関係者向け製品紹介ホームページはこちら>

EEGヘッドセット AE-120A

https://medical.nihonkohden.co.jp/iryo/products/physio/03_eeg/ae120a.html

【レッド・ドット・デザイン賞とは】

1955年に創設されたレッド・ドット・デザイン賞は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する世界最大級の国際的なデザイン賞のひとつです。 「プロダクト・デザイン」、「コミュニケーション・デザイン」、「コンセプト・デザイン」の三部門から構成されており、例年世界60ヵ国程度から合計5,000点以上の応募があります。また、同賞を受賞した製品は、世界遺産「ツォルフェライン炭鉱業遺産群」の構内にある「レッド・ドット・デザイン・ミュージアム」に展示されます。
https://en.red-dot.org/