心臓は、毎日規則正しく収縮・拡張を繰り返すことによってポンプ機能を果たし、血液を全身に送り出す役割をしています。心臓の上部の部屋(心房)に存在する洞結節と呼ばれる司令塔から、1分間に50~80回ほど電気刺激が発生し、興奮が刺激伝導系(洞結節からプルキンエ繊維まで)と呼ばれる決められた電気の通り道を通って心臓の下部の部屋(心室)に伝わることで、心臓が正常に活動し、血液を全身に送り出すしくみになっています。

電気の通り道(刺激伝導系)

監修:高橋 淳