日本光電は、この度「全静脈麻酔支援シリンジポンプ制御ソフトウェア ROP-1680 AsisTIVA」で、2023年度グッドデザイン賞(Gマーク)を受賞しました。グッドデザイン賞は公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。
日本光電の受賞は11年連続となります。
当社は、医療機器メーカとして「エレクトロニクスで病魔に挑戦」をモットーに事業を展開しています。今回受賞した製品も、医療や人々の健康な日常に貢献することを第一に考えて開発しました。
「全静脈麻酔支援シリンジポンプ制御ソフトウェア ROP-1680 AsisTIVA」は、麻酔管理を自動制御・省力化することで、「医療の質の担保」と「麻酔科医の働き方改革」、両方の課題を解決することを目指した製品です。

 

【受賞対象のデザインについて】
「Heartfelt Design(人と医療に向き合うデザインで、理想の未来を創造する)」という当社デザイン理念のもと、麻酔科医の負担軽減と患者さんの安全のために、これまでにない新たな価値を提供する、先進的かつ高品質でユーザビリティに優れたデザインを目指しました。

全静脈麻酔支援シリンジポンプ制御ソフトウェア ROP-1680 AsisTIVA

AsisTIVAは、手術中の麻酔薬投与を自動制御するシステムの中核となるソフトウェアです。生体情報モニタから取得したバイタルサインに基づき、成人患者の全静脈麻酔時に使用する麻酔薬(鎮静薬、鎮痛薬、筋弛緩薬)の投与量を演算し、シリンジポンプを自動制御することで麻酔科医の負担軽減に貢献します。
麻酔管理が適切に制御され、かつ患者の全身状態と安全を把握しやすい製品とすることが重要な点と捉え、手術開始から終了までの麻酔薬の投与状況を一目で把握できるタイムライン表示や、生体情報モニタとシリンジポンプの情報を効率的に表示するなど、わかりやすく使いやすいUIを提供することにより、これを実現しました。知識と経験に基づき麻酔管理を行ってきた麻酔科医に対し、複数の医療機器から取得・導き出した情報を提供することで、医療の安全と信頼につながることを期待しています。

 

これからも日本光電は、人と医療のより良い未来を創造するために製品開発を進めます。

全静脈麻酔支援シリンジポンプ制御ソフトウェア ROP-1680 AsisTIVA
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全静脈麻酔支援シリンジポンプ制御ソフトウェア ROP-1680 AsisTIVA

<プレスリリースはこちら>
全静脈麻酔支援シリンジポンプ制御ソフトウェア ROP-1680 AsisTIVA
https://www.nihonkohden.co.jp/news/23052301.html

グッドデザイン賞とは

【グッドデザイン賞とは】
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/ 

  • 本リリースは、当社の取り組みを報道関係者や株主・投資家をはじめとするステークホルダーの皆様にお伝えすることを目的としたものであり、一般の方への医療情報の提供や顧客誘引を目的としたものではありません。