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ホーム > てんかん発作が治まらなくて困ったら -迷走神経刺激療法という選択肢- > てんかんの迷走神経刺激療法(VNS) > 迷走神経刺激療法(VNS)の効果

一般の皆様へ

海外臨床研究成績
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この治療法が1988年に米国で始まってから、世界中から多くの報告がなされており、統計学的に有意のてんかん発作減少効果が確認されています。その効果は、平均すると1〜2年の治療で、発作がおよそ半分に減少するというものです。早い人は3ヵ月程度で効果がみられる場合もあります。

なお、このような効果は、すべての人に一様に出現するわけではなく、なかには劇的に効いて発作がほぼ完全に消失する人がいる一方、まったく効果がない人もいます。そこで、発作が50%以上減少した人の割合(レスポンダー率)で表すと、治療継続2年後のレスポンダー率は約50%です。(下図参照)

多くの報告でレスポンダー率は治療継続2年後に約50%となり、その後も徐々に増加し、5年後に約60%となっています。
 

参考資料

研究A: Vonck K, er al. J clin Neurophysiol 2004; 21(4):283-9
研究B: Labar D, et al. Seizure 2004; 13(6):392-8
研究C: De herdt V, et al. Eur J Paediatr Neurol. 2007;11(5):261-9
研究D: Elliott RE, et al. epilepsy Behav 2011;20(1):57-63

参考リンク: 医療関係者向けの国内報告はこちら。※こちらは医療関係者専用ページです。一般の方はご覧になれません。
その他
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発作減少以外に観察された効果として、次のような事項が報告されています。

1. 発作の程度を軽くする
2. 発作の持続時間を短くする
3. 発作のために救急車を呼ぶ回数が減る
4. 感情的に安定する
5. 覚醒度や記憶を高める


 
監修:川合謙介 

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