事業内容

高度な手術や治療に使用される

生体情報モニタ

センサ技術を駆使し、身体の発するどんな微弱な情報もキャッチする生体計測機器は、疾病の早期発見・早期治療に欠くことができないものです。
脳波計、心電計、筋電図・誘発電位検査装置、心臓カテーテル検査装置等があります。

患者さんの心電図、体温、SpO_{2}（動脈血酸素飽和度）、NIBP（非観血血圧）などを連続してモニタリングする生体情報モニタは、手術室や集中治療室、一般病棟など、さまざまな医療現場で活用されています。日本光電では、かかりつけ医向けの簡易モニタから病院内の搬送用モニタ、集中モニタリング機能を備えた高度なモニタリングシステムまで、幅広いラインアップを提供しています。

心室細動を起こした心臓に電気ショックを与え、正常なリズムに戻す除細動器。日本光電は、院内や救急現場で使用する除細動器に加え、日本で唯一、国産のAEDを開発・生産しています~{※}。また、ペースメーカや人工呼吸器等、海外から優れた商品を輸入しています。当社初となる自社製人工呼吸器も2019年に発売しました。

検査室、手術室、病棟などで収集した膨大な量のデータを一元管理し、各医療現場で診療に活用するシステム製品は、電子カルテシステムとの親和性を高め、業務の効率化を支援しています。また、在宅向けに、医療介護ネットワークシステムを提供しています。

血液中の血球数を測定する血球計数器のほか、糖尿病の指標であるHbA1c（ヘモグロビンエイワンシー）や体内の炎症の度合いを表すCRP（C反応性蛋白）などを測定する機器や試薬を開発・生産しています。

患者さんと医療機器の接点であるセンサや電極などの消耗品も自社で開発・生産しています。